雪が降ったその次の日だった。

 辺り一面が白銀に覆われていて、昨日まで見ていた景色とはまるで別物のように見える。家の前の小さな路地は、車も通らなければ、どうやら昨日は人さえも通らなかったらしく、綺麗に雪の絨毯が敷かれていた。
 見上げると視界に飛び込んでくる青は、雲さえもない。この分だと、一日が終わる頃には雪は大分溶けてしまうかもしれない。

 早朝の住宅街は、まだ完全に起きてはいなくて、朝早くから仕事に精を出すサラリーマンが数人、足元に気をつけながら駅へ向かって歩いていく。

 私は玄関を出ると駅へ向かわずに、隣の家に押しかけた。
 と、言ってももちろんインターホンを押して呼び出したりだとか、ましてや叫んでみたりだとか、そんな時間にそぐわない真似はしていない。玄関の前で、じっと待つ。
 目的の人物が出てくるまで、あと10秒。

「いってき、ま、」

 扉を開けたその人物は、下げていた視線をあげて母親にでも告げていたのであろう言葉を変な風に切って、

「・・・・おはようございます」

 と、別の言葉を続けた。

「おはよう、ヒロ。今日、一緒に登校しよ」
「別に構いませんけど・・・・珍しいですね、こんなに早く学校に行くだなんて」
「ちょっとね」

 歩き始めた柳生を追いながら、ガサゴソとスクール鞄を探っていると、柳生が怪訝そうに振り返る。そのタイミングを狙って、小さな小包を放り投げると、突然の出来事だったにも関わらず、反射で彼はそれを受け取った。さすが運動部、随分と優れた反射神経が備わっている。
 ちなみに私だったら間違いなく顔面に直撃して、それから結局掴めずに落下すると思う。

「ハッピーバレンタイン!」

 Vサインを作ってそう言えば、柳生は驚いたように目をぱちぱちさせた。それから包みをじっと見つめて、ありがとうございますと律儀に頭を下げた。

「うーん、ヒロにチョコあげるのって何回目なのかな、いつからあげてるのかなんてもう忘れちゃった」
「少なくとも小学校3年生の時にはもう貰っていた気がしますけど」
「そうだっけ?」
「そうです、学校で飼っていたうさぎがちょうど死んでしまった日で、貴方泣いていたでしょう」
「うわ、恥ずかしい!忘れてくださって結構です」
「善処します」

 人気の少ない早朝の道をざくざくと雪を踏みしめて歩いていく。路面凍結には気をつけなさいよと母親に言われたけれど、思っていたよりも雪は柔らかかった。それでも雪であることには変わりなく、ローファーの中で足の爪先が凍えて縮こまっている。





 駅に着いて改札を通り抜ける。やはりと言うかなんというか、駅にはそれなりに人が集まっていて、その大半がスーツ姿のサラリーマンだった。同情するつもりはないけれど、それでもやっぱりお疲れ様と思ってしまう。学生である私たちは、まだまだ良いご身分だ。
 スカートが短いとかセーターの袖が伸びきっているとかそんな小言を聞きながら電車に揺れていると、途中の駅から見たことのある顔が乗ってきた。

「ヒロ、あれ」

 文庫本に目を向けていた柳生は、私の言葉に反応して顔をあげ、私の指の先にいる人物に目を留める。

「ああ、丸井くん」
「あの人のあの頭って、地毛なの?」
「まさか。世の中にはあんな地毛の人は存在しませんよ。それくらいわかるでしょう」
「・・・・前から思ってたけどさ、テニス部って染めてる人多いよね。いいの?」
「いいんじゃないですか、別に。人込みでもすぐに見つけられますし、こちらとしては便利ですよ」

 電車に乗ってきたのは丸井くんだった。喫茶店の一件以来、なんとなく気まずくなってしまって、逃げてばかりいる。揺れる赤を見ながら、こっちに気づかないといいな、なんて思っていたけれど、結局すぐに気づかれてしまった。まだ朝の6時台ということもあって、車内は比較的空いているため、丸井くんはすぐに私たちの方へと移動してきた。

「よっす」
「おはようございます」
「・・・・おはよう」
「警戒されてんなー。さすがにここじゃ何もしねえっつの」

 柳生に続いて控えめに挨拶をしてみたら、そんなことを言われた。その実際はともかくとして、吐き出された台詞だけを聞くと、まるで私が過去に丸井くんに何かされたみたいだ。そんなことを思っていると案の定隣の柳生が眉を顰めて私の肩に手を置いた。

「何かされたんですか?」
「・・・・いや・・・・あれはむしろあたしに非があったっていうか・・・・幸村くんにあるって言うか・・・・」
「は?幸村くんは関係ねえだろ」
「それが大有りだから、あたしは丸井くんに責められたんでしょ」
「他人のせいにするのかよ」
「事実です。幸村くんにも聞いてみれば」
「聞けるか。恥ずかしくて死ぬ」

 何の話ですかと柳生が苛ついたような口調で私たちに言うけれど、説明できるようなものでもないし、説明するのも面倒だし、何より丸井くんが本気で嫌がったのでやめた。一応一言だけ「丸井くんは幸村くんが大好きって話だよ」と言ったら丸井くんに叩かれた。ちなみにそれを聞いた柳生があまりにも普通に「それくらい知ってますが」と答えたので、丸井くんは怒ってそっぽを向いてしまった。わかりやすい人だ。
 どこぞのヤンキーみたいな言葉をブツブツと呟く彼を見て、私はそういえばと思い出したように鞄のファスナーに手をかけた。再びガサゴソと漁っていると、柳生が何かを理解したようになるほどと呟いた。

「丸井くん、これあげる」

 ものすごい目つきで睨まれたけれど、私の手の中にあるものを見て、その細められていた目はすぐに丸くなった。驚いているらしい。

「これ、チョコ?」
「そう、バレンタインデーの」
「あのなあ・・・・俺なんかに渡してる場合じゃねえだろぃ」
「心配しなくてもちゃんと幸村くんの分も作ってあるよ」
「仁王は?」
「・・・・なんでそれ聞くかな。ありますけど」

 そこまで会話して、丸井くんはようやくチョコを受け取ってくれた。受け取りながらきちんと御礼を述べてくれるところに、人柄が見えた気がする。そういうことはきちんとしているようだ。

 実を言えば別に丸井くん用に作ってきたわけではなく、ただとりあえず大量生産してそれを小包に分けて持ってきただけだった。友チョコなるものが流行っているせいで、誰から貰うのかまったく想像がつかなったからだ。それでも少し作りすぎた感があったので、部活の男子にでも配ろうと持ってきたものだった。ちなみに、柳生にあげたものは、きちんと柳生用に作ったものだ。

「あー・・・・そうだなあ、アンタにはちゃんとお返しをやるよ」

 手の中で私のあげたチョコレートを弄びながら丸井くんはそんなこと言った。ありがとう、と言いそうになって、それからその言葉がなんだかとんでもないことだということに気づく。

「あたしにはって・・・・誰にあげないつもりなの?」
「不特定多数」

 多数、ということは大半に返さないつもりらしい。と、いうことは、だ。丸井くんは毎年少なくとも、多数、と表現できるほどの数を貰っているということになる。私の考えていることを読み取ったように柳生が続けた。

「丸井くんはかなり人気がありますからね、毎年ものすごい数のチョコレートを貰うんですよ。幸村くんもそうですけど」
「心配しなくてもあたしはヒロの方が好きだよ」
「心配してないですし聞いてもいません」

 柳生はまるでどうでも良いことみたいに眼鏡をくいと上げると窓の外に視線を向けた。

「あ?そういやアンタなんでこんなに早く学校行くんだよ?陸部は朝練ないだろぃ?」
「あるよ、冬季は長距離が。あたしは短距離だから自由参加なの。ちなみに今日、初参加」
「なんで?」
「行けばわかるよ」

 私の返答に丸井くんはなんだか不満そうだったけど、何も言わなかった。

 短距離は、長距離と違って冬に大会はない。だから長距離が駅伝に向けて追い込むみたいな練習はないけれど、だからと言って練習が楽になるかというとそんなことはなく、他の部活もそうであるように冬季は体力作りに勤しんでいる。簡単に言えば走る距離が夏よりも大幅に増えるため、放課後練だけでもかなりきつい。
 そういうわけで私が今、こんなに早く学校に向かっているのは、もちろん朝練のためではなかった。用事はすぐに終わってしまうだろうから、結局部活に行く羽目にはなると思うけど。





 学校の最寄り駅に着いてホームに降りると、思っていたよりも立海生が多く、こんなにも朝練に精を出す人がいたのかと驚いた。考えてみれば、テニス部の陰に隠れてしまっているけれど、運動部は全体的に成績が良かったはずだ。かくいう私の陸上部も、短距離はなかなか強い。昨年は男子200mと女子100m、女子100mH、それに女子4継が全国に出場した。恐れ多くも二年生にして4継のメンバーに入れていただいた私は、全国大会という大舞台に立てたわけで。
 幸村くんがそれを「面白いよね」と言った。何がどう面白いのかいまいちわからなかった私が聞き返すと、「普段はどっちかって言うと目立たないが、いきなり主人公になるからだよ」と、言った。失礼極まりない発言のような気もしたけれど、幸村くん自身がひどく楽しそうだったので、何でもいいやと思ったのを覚えている。



 始めから、あの笑顔が好きだった。



はさあ、」

 丸井くんは新しいガムを慣れた手つきで取り出している。銀紙を外すと、ふわりと甘酸っぱいような香がした。

「なんで幸村くんと付き合おうと思ったんだよ?」
「笑顔が好きだから!」
「うっわ嘘くせぇ、殴っていいか?」
「痛くないなら」

 即行で返事を返した私を何故か軽蔑するような目で丸井くんは見て、柳生を振り返ると「変な幼なじみだな」と言った。ちなみに柳生は深刻な顔で頷いた。

「丸井くんは本当に幸村くんが好きなんだね」
「いい加減にそのネタやめねーと、本気でキレんぞ」
「うん、ごめんね」

 丸井くんはわかればいいんだよとかなんとか言いながらズンズンと歩いて言ってしまう。
 柳生が私の頭を二度、慰めるように撫でた。
 丸井くんにはごめんの真意が伝わらずにさっきの言葉に対してのものだと思われたようだけど、さすが幼なじみと言うべきか、柳生には伝わったみたいだった。

 もしもあの、丸井くんと喫茶店で出会った日まで戻れるとしても、私は多分彼に反論なんて出来ない。あの時は彼がてんで間違ったことを言っていると思ったからこそ何も言い返さなかったのだけれど、今の私が同じことを言われても、彼が正しい故に反論なんてできやしない。





 丸井くんの後を追うようにして柳生と並んで校門をくぐる。いつもはチャイムギリギリに滑り込むから、校門の前は同じ状況の人たちで溢れ返っているのだけれど、さすがにまだ7時になっていないだけあって、パラパラとしか生徒を見かけない。校内の道は、綺麗に雪かきがされていて、よく見ると奥の方で事務員のおじさんがせっせと雪を運んでいた。
 校舎とは反対側の校庭やテニスコートがある方へ向かって歩いていると、桑原くんに会い、彼は私を見るとぺこりと一度頭を下げた。前に会った時も思ったけれど、何だかとても優しそうで、礼儀正しいイメージがある。

も朝練?」

 桑原くんは理不尽な丸井くんの要求を片手であしらいながら私を覗き込む。そうですと答えると、「準備運動はしっかりな」と言われた。優しい先輩みたいだ。

 男子の部室棟は女子のそれより奥にある。だから女子棟の前に着いても一向にそちらに足を向けない私を、3人は訝しげに見下ろしてくる。
 途中で長距離組に出会って挨拶をした。「がいるなんて初めてじゃん!何失恋?」とわけのわからないことを言って来た中距離班長の森を引っ叩いて、それでも部室には向かわず柳生たちと共に奥へと向かう。

、貴方どこに向かってるんです?」
「んー?3人と同じとこ」
「はあ?何の用だよ」
「仁王くんですか」
「まあ、そうですね」

 私と柳生のやり取りを丸井くんは興味深そうに聞いていて、桑原くんはきょとんとした表情をしている。どこまでわかって言っているのか知らないけれど、というか何もわかっていないのだろうけれど、丸井くんは頑張れよとか何とか上機嫌だった。



 ふと、視界に見慣れた銀髪が現れる。



「めっずらし。仁王がもう来てる」
「やる気を出して早めに来たんでしたら嬉しい限りですが、おそらく上手く眠れなくて早く目覚めてしまったんでしょうね。最悪です」
「最悪なのかよ」
「最悪ですよ。機嫌が」

 さすがはダブルスのパートナー、柳生は仁王のことをよく知っている。

 ぴたりと私が歩みを止めても、柳生も丸井くんも桑原くんも、振り返ることはせずそのまま部室へ行ってしまった。気を使ってくれたのだろう。
 部室から少し離れたところにあるベンチに、積もった雪を避けるように腰掛けて項垂れている仁王は、ゆっくりと近づく私に気づかない。野良猫みたいに警戒心の強い奴だから、普段の教室ではこんなこと滅多になかった。右手に握り締める袋に込める力が、無意識に強くなる。まだ、仁王は気づかない。ただ単に今の仁王の気分によるものなのか、それともテニス部という特殊な空間にいる故に気を抜いているのかはわからない。あと1mの距離まで近づいて、そこでやっと仁王は顔を挙げた。

 驚いている。

「・・・・、何し、」
「これ、ハルにあげます」

 仁王の言葉を遮って、私は手に持っていた袋――綺麗にラッピングされたバレンタインのチョコレートを、出来る限り渾身の力を込めて仁王に投げつける。

「っわ!!」

 バシン、と小気味良い音がして仁王の顔面にヒットした。中のチョコレートの状態が気にならなかったといえば嘘になるけれど、どうしても、投げつけてやりたかった。

「なに、これ」
「見てわかんない?バレンタインのチョコレート。心配しなくてもビターです。全部込めて作りました」
「・・・・全部って、」
「全部だよ」

 じっと真剣な表情で仁王を見る。仁王も、同じように真剣な顔をしている。



 全部、あのチョコレートに詰め込んだ。

 笑って、怒って、笑って、淋しくて、怖くて、笑って、悲しくて、泣いて、



 愛した、過去の私を、全部。



 これでお終い。あの日泣いて、それでも何か決定的なものにはならなくて、ならばきちんと決別しようと決めた。これを渡したからと言っていきなり全部過去にすることはできないかもしれないけれど、先に進むためにどうしても必要な儀式だった。
 他人から言われるまでもない。



 私は、仁王が好きだった。



 それが恋愛感情だったかどうかなんて今となっては思いだせないけれど、それでも確かに今目の前にいるこの男のことを愛していて。四六時中一緒にいたわけではないけれど、四六時中一緒にいたいとは思っていた。と、いうよりも、四六時中一緒にいても良いと思える相手だった。どろどろと纏わり付く何かに病みつきになっていた。

 それでも、これでお終い。

 全部、終わる。



「大事に食べてあげてくださいよお兄さん」
「さあ、どうじゃろ、保証はできんけど」
「保証はできなくても、それでも仁王はきっと約束を守ってくれるよ」
「どっから来んの、その自信」

 仁王は可笑しそうに顔を歪めて笑った。
 部室の方から元気な挨拶が聞えてきて、振り返ると切原くんと柳くんと真田くんが見えた。すぐに走り寄ろうとしたらしい切原くんを、真田くんが襟首を捕まえてずるずると部室に引きずりこんでいく。



「だって、それ、あたしが作ったチョコレートだから」



 だから仁王は絶対大事に食べるよ、と。

 仁王を振り返らずに、一言。



 しばらく間を空けて、仁王が立ち上がる。視界の端でその動きを捉える。仁王は私を見ずに、それでも小さくサンキュと呟いて、そのまま部室の中へと消えた。

「なかなか隅におけない女だな」

 さすがの私も、少しだけ感傷に浸りそうになっていたのだけれど、そんな隙を与えずに、仁王と入れ違いになるような形で柳くんがやってきてそう言った。長身の彼からは完全に見下ろされる形になる。柳くんは興味深そうに手を口元に当てて何か考え込んでいるようだった。

「昨日、精市の見舞いに行ったんだが」

 突然すぎる話題に、私は「はあ・・・」としか返せない。

「あいつ、今年はチョコの数減っちゃうんだろうなーどうせ義理ならいっぱい欲しいのにーとか言っていたのは、と別れたと解釈していいんだろうか」
「どうぞ」
「ふむ。で?仁王と付き合い始めたのか?」
「それは違いますね。ハルとはむしろ今終わったところです」

 誇らしげにそう言う私に、柳くんは怪訝そうな顔をした。何故そんな顔をされなければならないのか心当たりのなかった私は、柳くんと同じような顔で、何?と聞き返す。そして柳くんはそれがまるで当たり前で普通でだからこそ私の言っていることの意味がわからないというような調子で、



と仁王は、始まっていないだろう」



 と言った。いつかの仁王との会話を思い出す。
 エスパーか。

「うるさいな。そうです始まらずして終わったんです!」
「ふうん」
「もー、性格悪いなあ。じゃあ、あたしも朝練に行くから。またね」

 まだ何か言いたげに、あまり気持ちが良いとは言えない笑みを顔に貼り付けたままの柳くんに、問答無用で別れを告げて踵を返す。携帯電話を取り出して時刻を確認すると、朝練開始予定時刻10分前だった。いくら短距離は自由参加と言えども遅刻はよろしくない。
 歩くスピードを上げようとしたところで、「!」と低い声で呼ばれて私は思わず足を止めてしまった。柳くんとは違う声。



「今日、幸村は検査が16時に終わるそうだ」



 振り返った先には真田くんがいた。両腕を胸の前で組んで、頭には深く帽子を被っている。だからその表情は確認できないけれど、「何照れてんすか?」と切原くんが言ったから、きっと照れているんだと思う。本当のところはわからないけれど、きっとこういう恋の手助けみたいなことをしたことに対して照れているんだろうなと思った。

「ありがとう!」

 切原くんを羽交い絞めにする真田くんに手を挙げて御礼を言うと、ちらりと私の方を見て、それから無言で彼も手を挙げた。





 吐く息が白い。
 朝、家の周りは一面白銀の世界だったのに、学校の校庭は、もう大分溶けている。野球部とソフト部が、一緒になって必死に雪かきをしている姿が目に入る。



 とん、とローファーでアスファルトを蹴り出す。



 見上げた空は、やっぱり見事な快晴だった。





 もう一度、始めから、





かない小鳥10

FIN.






 
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ありがとうございました!最後なので色々詰め込んだらぐだぐだと長くなっちゃった・・・・。前半のブン太のくだりはいらない気がしないでもない。いいんだ、楽しかったから。その後はご想像にお任せします。
っていうか幸村が出てこないラストって。

10年05月19日


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