笛!武蔵森設定

渋沢 克郎
キャプテンオブキャプテン。
ただし彼は聖人というわけではないので、実は意外と普通の人。普通に怒るし普通に嫉妬するし普通にひどいことを言ってしまったりもする。
武蔵森のあの徹底した実力主義・上下関係厳守の下で育ち、さらにそこで頂点に立ったということは、そういうこと。白い部分もあれば黒い部分もある。
サッカーの才能に恵まれていることに自覚がある人。それを全面に出すようなことはしないけれど。
だから努力で自分と同じ領域にやってきた三上や風祭を本気で尊敬していれば良いと思います。


三上 亮
努力で生まれた天才。
武蔵森の10番になった男です。周りから見れば天才です。
シゲとはちょっと違うけれど、頑張ってるところをあんまり他人に見せたがらないところは似ていると思う。でも別に努力することに抵抗はない。
彼はいっそ藤代とかそこら辺よりもずっと単純なサッカー馬鹿。
サッカーをサッカーとしか捉えてなくて、サッカーに追い詰められたのは、あの「傷ついてんのは俺のほうさ!」発言事件の時くらい。笑
水野との1件を乗り越えた彼は、ある意味で渋沢なんかより断然強いと思う。


中西 秀二
努力が嫌いな努力児。
三上と同じで、才能よりは努力で這い上がってきたタイプ。
だけど努力するのが大嫌いで、その辺りが三上と違うところ。努力してるのを人に指摘されるとやたらと怒る。がむしゃらに努力することは絶対にしない。
性格が割と歪んでいる。渋沢よりは三上、三上よりは水野、水野よりは近藤。(わかりにくい!)


根岸 靖人
森唯一の楽観思考の持ち主。
藤代が殻に閉じこもると、武蔵森の雰囲気をどうにかしようとするのはこの人。だけど大抵空回り。空回る割に、結局皆が彼を憐れんでどうにかなるという方程式。
悩む割には、大抵「何とかなるって!」で済ますタイプ。だから楽観主義者。
もういっそマスコットキャラクターに近い。(言い切った)


近藤 忍
傍観者。
おそらくはトラブルメーカー三上と仲が良いが故に自然とそうなったんだと思う。悟りに一番近い人はこの人に違いない。
渋沢より何気にお母さん的。仲介が上手い人。中西は中立にいるだけで何もしないので、結局動くのはこの人だと良い。動くのに傍観者。繋げる役目はやるくせに、その中に自分は入れない。
本人にその自覚はなし。


藤代 誠二
唯我独尊天才エースストライカー。
何も考えていない開けっぴろげな性格に見せかけて実は誰よりも人間に敏感だと良い。人間関係に敏感なんじゃなくて人間に敏感。
別に誰に何を思われていようと関係ないが故に、割とドライ。そんでもって、だからこそ、あの性格。皆大好き=皆同じ。平等=別に誰か特別に好きな人がいるわけじゃない。
だけど憎めない性格で、誰からも愛されているのも本当。藤代の中身に気づいてるのは笠井と三上と中西。あとは実は真田とか(笑)


笠井 竹巳
この世で最も天才を憎む人。
だけど同じくらい天才に憧れている人。矛盾の塊。渋沢とかは先輩なので別にどうってことないけど、藤代に対してある意味で嫌悪感とか抱いてれば良い。コンプレックスに近いけどちょっと違う。だけどすごく憧れている。
「笠井って藤代の親友?」「まさか」のまさか、は「そんな恐れ多い!」に近い。本人は認めないけれど。
水野は自分の才能を知りつつも、それを上手くコントロールできていないから、なんなく才能を使いこなす渋沢とか藤代とは違う種類だと勝手に思っている。「お前も天才なんだからちゃんとしろよ!」みたいな思いからどうしても放っておけない。すげー偏見!


辰巳 良平
常識人。
あの中にいて、常識人としていられるのは、彼くらいだと思います。いや、他にもいるだろうけれど、私の中の森はこの人たち中心に回っているので。
そんでもって、自分自身も、「別に俺すごくない」くらいに思っている。他校の生徒の前で言って反感を買ったとか買ってないとか。
森一軍に居たせいでそこら辺は若干常識とずれているけれど。森一軍っていうだけですごいということを忘れていることを除けば、常識人。


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水野 竜也
才能だけで生きてきた人。
努力とかそういうものを知りません。風祭とかを見てきた割に、努力することをあまりしない。というよりも、何でもできるので、それが努力だとは思わないタイプ。
持久力が足りなくて、それを補うために走りこんで、そしたら思いのほか持久力が上がったので、本人にとってはそんなもんかって感じ。
はたから見れば藤代とかに比べれば努力してるんだけど、本人にその自覚がないので、それは努力とは呼びません。
実は意外にも先輩から愛されてるタイプ。実力がある先輩から見れば、別に水野くらいどうってことない。桜上水の先輩から見れば最悪でも、森から見れば可愛いってことで。